これから取り組む住宅
(こんなすまい造りに携わっていきたい)
板倉の家
柱と柱の間に杉の厚板を落して造る構法を”板倉構法(落し板構法)”と言います。従来は蔵を造る構法(正倉院、伊勢神宮)でしたが、断熱性、耐震性、調湿性に優れていて住宅に適していると考えています。
住む人にとっても優しく、自然素材で健康的な暮らしや、杉板の変形による大地震時の粘り強さ等、たくさんの利点が有ります。
自然素材に囲まれたすまい
杉板の素材が仕上材になります。体に優しくシックハウスの心配もほとんどありません。
木の暖かさが感じられ、木の香りのやすらぐ空間が生まれます。
調湿性に優れたすまいです
無垢の杉板で構成されているので、湿気にくく、乾燥しづらいすまいです。
室内湿度が1年を通しておおむね40〜70%です。
地震に強いすまいです
この構法は粘り強く地震に耐えます。特に大地震時の変形に杉板が絶え、家を守ります。
板倉の家の木材量は在来工法の3倍程度使用するといわれています。だからといって建築費が3倍になるわけではありません。内装費等が削減できるのでコスト的に大幅なアップはないと考えます。
また、大量の無垢材を使用するため、均一した色を出すことは困難です。しかしながら木の持つ本当の良さを味わっていただけると確信しています。
厳選された産地の確かな材を採用することにより永く住めるやすらぎの家を提案します。